不妊症
はっきりした原因がなく、不妊に苦しむことがあります。
男性の側に問題がない場合、女性の以下の3点がポイントを握ります。
1.生理周期が安定しているか?
2.基礎体温が高温期と低温期ときれいに分かれるか?
3.子宮は受精卵を受け入れられる環境にあるか?
これらがポイントになります。
1と2は、ホルモンと関連します。ホルモンは自律神経支配ですから、お体全体をじっくり拝見することで改善しうるものです。
また、体外受精の成功率がけっして高くないということは、受精した後、着床する子宮の粘膜が大きな役割を果たしていることが予想されます。
1〜2は全身の治療。3は、下腹部への治療になります。
針治療だけではなく、お灸を併用することで大きな効果が期待できます。
更に、ご自宅でも「お灸」や「ローラー鍼(はり)」など、セルフ・ケアの方法をご説明します。根気よく手を加えることで、妊娠にいたる患者さんの報告を受けるのは私どもも望外の喜びです。