ヘルニア、脊柱管狭窄症
これらの診断名を恐れる必要はありません。足腰の痛み・しびれは鍼灸治療で治ります。たとえ完治まで至らなくても、軽減はします。
この痛み・しびれの原因は何でしょうか?
レントゲンやMRIなどの画像にはたしかに
●椎間板ヘルニアがあったり
●脊柱管が狭まっている
という所見があるのかもしれません。
これら変形がひんぱんに起こる部位は腰椎3,4,5番付近です。そしてこの場所をとおる脊髄は馬尾神経といって馬の尻尾のように「フワッ」となっており、充分「あそび」があるのです。
したがって、多少の変形があってもイコール神経症状があらわれるとは限らないのです。なおかつ、痛み・しびれは神経症状ではありません!
神経症状とはなにか?
本当に神経が障害されて起きるのは、マヒです。
感覚がない、動かない、というのがマヒです。したがって、痛みがある、というのは神経が生きている証拠なのです。
まとめます。
⇒ヘルニア、脊柱管狭窄が起きている場所の神経には遊びがあり、画像所見と「痛み・しびれ」は必ずしも一致しない。
⇒痛みを感じ、足が動くのであれば、感覚・運動神経は生きている。
ではでは、この痛み・しびれの原因は何なんだ??私どもの考えはシンプルです。
ずばり⇒筋肉の緊張しすぎです。
腰、臀部(おしり)の筋肉、更にはふともも、膝から下。つらさが出る場所をていねいに触診しますと、必ず筋肉のかたまり=硬結(こうけつ)が見つかるはずです。
はり治療やお灸を行なうことで充分に筋肉のリフレッシュが成功すれば、つらさは半減するはずです。
○日によって痛むところが違う
○動かす時に痛い
○歩いているうちに、しびれる
⇒これらは筋肉が原因で起きやすい症状。
また、下記のHPをご覧になれば、当院が主張していることがより一層ご理解いただけると思います。加茂整形外科医院