腰痛

「朝起きる時に、つらい」 「顔を洗おうと、かがむのがえらい」「長時間、同じ姿勢で、けだるくなる」など

これら腰痛の原因のほとんどは筋肉です。筋肉の過緊張によるものが９０パーセント以上と思われます。いつもよりたくさん働いた後なら、腰痛が出るのはご理解しやすいでしょう。しかし、なぜ急に？思い当たるふしはないのに・・・

サンリ治療院では内臓の状態を重視します。例えば…膀胱などの泌尿器系、子宮、前立腺など生殖器系、大腸など。

これらの不調は自律神経などを介して、脊髄に伝えられます。そして、反射的に腰の筋肉を緊張させます。筋肉が無理に引っ張られた状態が生じてしまい、そこに更になんらかの動作が加わることで、痛みが発生します。

従って、治療方針としては、 １、腰やお尻の筋肉に針治療をして、筋肉をゆるめます。 ２、原因になっている内臓にも針やお灸の治療を加え、状態を整えます。

この２つは車輪の両輪であり、どちらかが欠けてもいけません。特殊な疾患をのぞいて、腰痛は鍼灸で治ります。

またヘルニア、脊柱管狭窄症と診断されても、症状が痛み・しびれだけなら大丈夫です。

「痛み・しびれ」は神経症状ではありません！本当に脊髄に圧迫などがあるならば、起きるのはマヒです！

痛みは画像に映りません。これは大切なことです。画像診断は悪性腫瘍（ガン）など特殊な疾患を除外するだけです。痛みの無い健康な方でも、MRIなど撮れば、ヘルニアや脊柱管狭窄の方が見受けられます。骨の形（構造）と痛みは直接関係ありません。

筋肉に鍼灸治療をすることで、上記の診断を受けた方の痛みが治るのがその証拠です。

痛みと構造が関係ない点については、下記のＨＰに詳しいお話がのっています。ご参考にして下さい。 加茂整形外科医院　

ブログ「鍼灸で行こう！」にも腰痛関連の投稿がありますので、よろしければご覧下さい。